デザイナーを辞め、異業種へ転職【実体験から必要と感じたもの】

【Work】
saikaです。
このブログでも何度かお伝えしていますが、私は元DTPデザイナーでした。
「デザイナー」と聞くと、なんだかおしゃれな雰囲気が漂います。
ですが実際はデスクでひたすらPCとにらめっこの地味な毎日。
大半が地味な毎日ですが、自分のデザインが印刷物として出来上がっていくのは達成感があります。
そんな私が退職を決意し、転職したお話をしたいと思います。
あくまで個人的な例ですが、デザイン系に進む人の参考になれば幸いです。



 

DTPデザイナーとして新卒採用

専門学校にてデザインを学ぶ

高校卒業後、専門学校で2年間デザインを学びました。
とはいえ美大のようにデッサン等をするわけではありません。
macを使ってAdobeソフト「Illustrator」Photoshop」で課題制作の日々です。
私が通った学科は広告やDTPデザイン等を合同で学べる科でした。
デザインの中でもDTPデザインに魅せられ、その道で就職する事を決意。
その後、印刷会社でDTPデザイナーとして内定が決まります。
割とスムーズな就職活動でした。
余談ですが当時25人ほどのクラスメイトの内、実際に関連職種に就けたのは1/5程でした。今思えばさみしい結果ですね。

 

DTPデザイナーにて新卒採用

広告代理店やデザイン事務所ではなく、印刷会社に入ったのは理由があります。
画面上で作った自分のデザインが、完成品となっていくのを身近で感じられるからです
当時の会社は

3F:営業・制作事務所

2F:印刷工場

1F:製本場

といったフロア構成でした。

下の階に行くほど自分のデザインが印刷物として完成していくのが楽しみでした。

制作データが大きな印刷機によって印刷され、断裁・製本されます。

「紙」が好きだったのもあって、2Fの印刷工場に遊びに…いや、休憩に行くのが好きでした。



 

退職を考える

その印刷会社は人間関係も良く、居心地の良い環境でした。
9年以上も務めましたが、本当に良い人々に恵まれたと思っています。
それでも、現実的なことを考えるようになってきました。
 

業界の傾向

デジタルの普及により、印刷業界の売り上げは右肩下がりの傾向でした。
広告等においても、真っ先に経費削減のターゲットとなってしまいます。

・昨年前ではカラー印刷の案件が白黒印刷に…。

・毎年10,000部の発注をもらっていたチラシが今年から3,000部に…。

といった具合です。
決して大きな会社ではなく、給料もお世辞には良いとは言えませんでした。
居心地は良くてもこの先、将来ずっといるにはリスクを感じていました。
 

30歳を超えることの将来的なデザインセンスへの不安

20代後半の頃、30歳を超えるにあたって漠然とした不安にかられました。
私自身はデザインを仕事としていても、決して飛び抜けたセンスがあるわけではありませんでした。
そんな私がこの先、若い感覚のセンスに取り残されてしまうのではないか。
自分が”古いデザインしか作れない人間”になることを恐れ始めてきました。
 

他を知らない→スキルの幅を広げたい

デザイン制作等が主な業務だった毎日。
社会人としての電話対応やメール等、一般的な事務業務の経験はほぼ皆無でした。
前述と通ずるものがありますが、
「制作することしか出来ない」

がやがて、

「デザインセンスすら衰えたら自分には何も残らない」
と考えるようになります。
ネガティブまっしぐらですね。
また、そんな繰り返しの毎日に飽きたというのもあります。
今の経験を活かして、業務の幅を広げたいという欲が出てきました。
”成長の場”を求めていたのかもしれません。

 

転職活動

不採用の日々

本業の合間に転職活動をはじめますが、これがなかなか決まりません。
まず「どんな会社にいくか」のビジョンも曖昧でした。
制作以外は何も経験がない自分。
一般企業は軒並み落とされていました。
デザイン系の会社も数社内定をもらったりしましたが、条件が合わず辞退。
悩ましい時期が1年以上続きます。
 

ついに転職が決定

そんな日々が1年半ほど続いたある日、今の会社の求人を見つけます。
ハローワークで求人情報を探していると、1件気になる求人が。
規模:500人以上
所属:本社(札幌)勤務
給与:年収1.5倍以上
条件:「illustrator」経験1年以上

藁にも縋る思いで即応募。

面接は、一般的な質問と試験がメインでした。

話の中で、
・普段デザイン関係は外注だけど、簡単なものは自社で行っていた
・今回募集をしたのはその制作を担当していた人

と話があったので、「そうであればお任せを!」とばかりにアピール。

無事に内定の連絡をもらった時は小躍りしたものです。

実体験から転職に必要と感じたもの

以上が転職体験記となります。
個人的に初めての転職活動において「これがあれば良かった!」と思ったものをご紹介。

 

資格

デザイン職に資格は不要と感じていましたが、一般企業への転職においては力を発揮しました。
私の場合はシステムアドミニストレータ試験が面接官の印象アップに繋がりました。
※以下の記事でも触れています。
その他にも「マイクロソフト オフィス スペシャリスト (MOS) エキスパート」等、
幅広く使える資格はウケます。
業界によって絞りすぎず、少し広い視野で資格取得をしておくことが吉と考えます。
将来的に関係なさそうな事柄が点と点でつながるケースがあります。

 

一般業務スキル

電話応対やビジネスメールの文章が拙いのは若い時(新卒~第二新卒)で終わらせましょう。
私は30手前になって、今更ながらな思いで苦戦しました。
「いい年なのにこんなこともうまくできない」
こんな考えがよぎると自分にマイナスしか生みません。
電話やメールの機会が少ない環境だとしても、積極的に機会を希望するのが吉と思います。

 

新聞・読書習慣

日常的にインプットをする癖はつけておいて損はありません。

一字一句を覚える必要は無いので、その中で一行でも参考になる箇所があればOKです。

それをメモするだけでなく、行動に落とし込むことで自分に大きなプラスを与えます。

 

また、たとえ転職後としても試験を受ける場合があります。

私は今の会社でも昇格試験等で一般常識問題を受ける機会がありました。

 

新聞等から時事問題を予習するのはもちろんですが、

日頃から本に触れているかどうかで問題等の読解力が大きく異なりました。

資料作りや読み込み等にもこうした習慣は活きていきます。

 

【まとめ】備えあれば憂いなし

当たり前の話ですが、資格やスキルは大いにこしたことはありません。

新たに習得を考えてみる場合、今の業種に絞りすぎないで受けてみるのもいいと思います。

 

また、一般的な社会人スキルも業界限らず習得しておいて損はありません。

 

「俺は○○だけでやっていく!」は、他にも出来ることがある上で言うべき言葉だと思います。

「これしかできない」を「これしかしない」でごまかすと、将来の自分が苦しみます。
一見、自分には関係の無さそうなこともふとした時に繋がることがあります。
何事も視野を広げて見識を深めていきたいですね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。



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